英検4級に合格する勉強法

英語 英検 勉強

英検4級は、中学中級程度(2年生程度)のレベルとされていて、英検5級を簡単に合格した子でも、英検4級で落ちることも珍しくありません。特に、小学生で、4級が合格できずに苦労する子は多いです。しっかりと日頃から正しい勉強法で勉強して、対策もしっかりとすれば、そこまで難しくありません。しかし、あまり英語の勉強と対策をせずに受験すると、合格するのが難しいです。今回は、今回は英検5級に合格する勉強法をまとめました。参考になれば幸いです。

単語帳の音読

英検5級同様、英検4級も単語帳の音読は必須になります。英検4級の単語帳は、色々とありますが、最初のうちは絵やイメージが付いているものを選びましょう。単語帳は、英単語と日本語が羅列してあるものより、それぞれに例文と絵・イメージがついているものを使い、絵・イメージを見ながら例文の音読をしましょう。現在そのような単語帳でおススメしているのは、2つあります。1つは、出る順で最短合格! 英検4級 単熟語です。それぞれの単語に例文がついていて、分かりやすい構成になっています。もう1つは、まとめて覚える 英検4級 イラスト英単語です。こちらの単語帳は、それぞれの単語がどのように使われるか書いてあります。また簡単な文も載っており分かりやすい構成になっています。自分にあった単語帳を選ぶのも大事ですが、もっと大事なのは、継続してその本を使っていくことです。1周だけなく、何回も音読して、単語のイメージをつけていきましょう。

中学生で英語の勉強し始めの子も、最初は例文と絵・イメージが付いている単語帳から始めましょう。英単語と日本語だけが並んでいる単語帳も悪くはありませんが、絵・イメージを見ながら例文を読んだ方が単語の使い方やイメージが定着しやすくなります。また、いざ英語を使う時に、日頃から色々な例文を読んでいると、その表現が出てきたりします。

単語帳の進め方

また、幼稚園、保育園、小学校低学年の子は、単語帳の音読と同時に、絵本の音読もやってみましょう。絵本には様々なレベルがあるので、最初は易しめのものから始めていきましょう。絵本と単語帳を使って語彙力を増やしていき、単語の使い方も同時に覚えていきましょう。

英文法

幼稚園、保育園、小学校低学年の子は文法の勉強は難しいのでする必要ありません。一方で、小学校高学年で余裕がある子は文法の勉強をやりましょう。英検4級の文法の範囲は、中学2年生までの範囲です。小学生、中学校1年生の方は先取学習になります。中学2年生の文法の内容は、中学1年生の内容と比べて、難易度が増します。「中学1年生の時は英語の定期テスト高得点だったけど、中学2年生からは高得点の時とそうでない時とムラがある」という子も珍しくありません。先取学習をする場合、参考書や問題集を使って自分で進められる場合は、自分で進めてかまいません。自分1人で無理そうな場合は、誰かに教えてもらいましょう。自分1人で分からなくて、無理やり進めていくと、分からないまま進んでしまい、内容が曖昧なままになってしまいます。分からないところが増えていくと、英語が面白くなくなり、嫌いになる可能性もあります。分からない場合は、学校の先生や、塾の講師の方にしっかりと質問して、文法を理解すると良いです。

現在、中学2年生の子で、そこまで急いでいない場合は、日頃の授業をしっかり聞き、2年生の終わりの方になったら、英検4級を受けても良いです。中学2年生の日頃の授業の内容が分かれば、英検4級の内容はそこまで難しくありません。

英文法の勉強の仕方

過去問

単語帳がある程度進み、文法もある程度進んだら、過去問の演習に移りましょう。英検5級と違い、英検4級から長文のパートが新しく出てきます。長文の内容自体は、そこまで難しくありませんが、日頃から長文を読む練習をしていないと難しいかもしれません。幼稚園、保育園、小学校低学年の子は、長文よりも単語・会話の問題とリスニングの問題を中心にやりましょう。幼稚園、保育園、小学校低学年の子だと、長文の内容がまだ分からない場合が多いです。無理やり分からない長文をやらせると、英語嫌いになる可能性があります。

英検4級の単語・会話の問題、リスニングの問題は、英会話で使える表現が多いです。単語帳の音読がある程度進んだら、単語・会話の問題、リスニングの問題の音読もしましょう。色々な英文を音読することで、たくさんの表現を覚えることができます。

中学生の子で、英語が苦手な子も、単語・会話の問題、リスニングの問題から始めましょう。慣れてきたら長文を徐々にやっていくと良いです。日頃から、文を読んでいると、長文も解きやすくなるので、中学生の子は、学校の教科書の音読をやりましょう。学校の教科書の内容がちゃんと理解できれば、4級に出てくる長文はそこまで難しくありません。

英語の教科書の進め方

英検4級に合格する勉強法 – まとめ

英検4級から落ちる子の人数も増えていきますが、対策をしっかりとすれば、ちゃんと合格できます。英検5級、英検4級と続けて合格出来れば、本人の自信に繋がり、英語の勉強も捗るようになります。また、「英検3級も受験してみようかな」という気持ちになるかもしれません。

基本的な勉強のサイクルとして、単語帳の音読と文法の理解→過去問演習→復習になります。最初の単語帳の音読と文法の理解がしっかりとできれば、過去問の演習で間違いはそこまで多くはなりません。文法の理解が難しい場合は、1人で悩まずに、学校の先生・塾の講師の方に相談して、分からないをなくしていきましょう。