英文法の勉強の仕方

英語 英文法 本

中学校の英語から、本格的に英文法を勉強していきます。英文法の大半が中学校で終わりますが、高校生でも勉強します。高校では、中学校で習った範囲の復習プラス応用を勉強します。英語の勉強において、英文法の理解はとても大事です。英文法をしっかりと理解していれば、文章をしっかり読めたり、英作文の時に役立ちます。今回は、小学生というより、中学生・高校生に向けた英文法の勉強の仕方をまとめました。参考になれば幸いです。

しっかりと理解する

英文法の勉強で、大事なことの1つは、しっかりと理解することです。英文法の構造をしっかりと理解していると、簡単に忘れることはなく、長文で出てきても、ちゃんと読むことができます。逆に、あまり理解せずに分かったふりをしてしまうと、長文等で出てきたときにつまづいてしまいます。分かったふりをして、どんどん進んでいくと、分からないことが積み重なり、英語が分からなくなり、英語が嫌いになる、という負のサイクルに陥ることが多々あります。中学1年生から、英文法を使って英語を学んでいきますが、文法の仕組みを理解することを意識して勉強していきましょう。

学校の授業での説明や、教科書やワークに書いてあることを理解できる場合は、そのまま勉強していくで大丈夫ですが、分からない場合は、個別に先生や塾の講師に聞きましょう。この場合、分かったふりをしないで、しっかりと理解することが大事です。先生や講師に直接聞く以外にも、英文法をまとめているサイトや、Youtubeで英文法を解説しているチャンネルがたくさんあるので、そういったものを見てみるのも良いです。共通して大事なことは、分からないものをそのままにしないことです。学年が上がるにつれて、英文法の難易度も上がっていきます。最初から、理解することを意識して、勉強を進めていきましょう。

慣れてきたら形を覚える

文法を習っていると、その項目に関連した表現の形が出てきます。動詞 + 人 + to do、It is + 形容詞 + for + 人 + to doなど色々あります。こういった形は、覚えましょう。特に、大学入試の問題で、この形を聞く問題が多々出てきます。形を知っていれば、すぐに正解できます。最初の方は、文法の理解に重点を置き、慣れてきたら、形を覚える努力をしましょう。

大学入試の参考書では、文法問題が各項目ごとにまとまっている参考書があります。大学受験をする方は、そこに出てくる形はしっかりと覚えましょう。基本的に、答えのページに細かく解説を書いてくれています。その解説をしっかり見て、また似ている表現や形などがあったら、一緒に覚えましょう。

最後は長文で読めるようにする

文法をしっかりと理解していても、長文で出てきた場合に、忘れてしまっている場合があります。問題の解説や講師の解説を聞くと、「ああ、前に習ったな。」という状態です。文法をしっかりと理解できているならば、あとは長文で出てきてもしっかりと分かるようにするだけです。習った文法が出てきても、いちいち頭の中で考えずに、スラスラ読める状態が理想です。そのためにすることは、同じ文章をたくさん音読することです。音読をしっかりとやれば、文章中に出てくる文法も自然と覚えるようになります。最初は大変ですが、慣れてくると頭の中で意識しなくても読めるようになっていきます。

音読の方法 – 中学生・高校生向け

まとめ

本格的な文法の授業は中学1年生から始まり、高校まで続きます。定期テストや受験では文法の知識自体を聞いてきたりします。また、長文読解では、文法をしっかりと理解していないと読めない場合もあります。そういった意味で、文法の勉強は大事になっていきます。大切なのはしっかりと理解することです。一度しっかりと理解すれば、簡単には忘れません。理解したあとは、長文で出てきても、しっかりと読めるようにするのが大事です。

大学受験をする方は、可能であれば3年生に入る前に文法は終わらせておきましょう。そうすれば、長文読解や過去問演習などに時間を使うことができます。

また中学生の方は、理解できないところがあっても、そのまま放置せずに、先生や講師に聞きましょう。そのまま放置してしまうと、その後の勉強に影響してきます。分からないものが増えていき、負の連鎖になり、英語嫌いになるパターンに陥るかもしれません。そうならないように、授業でやっている範囲は最低限しっかりと理解できるようにしましょう。中学で習う文法をしっかりと理解できていれば、高校で習う文法にそこまで苦労しません。