当塾では、中学生の保護者様から、「高校受験前に英検準2級を取得してほしい」といったご相談をよくいただきます。体験授業でも、「どのような流れで勉強していくのか」、「どのくらいの目安で合格できそうか」等の質問をいただきます。そこで、中学1年生の春に入塾し、英検準2級を目指していくお子様をモデルに、当塾での勉強の進め方をご紹介したいと思います。 当塾では、勉強を進めるにあたって、特に復習と音読を特に大切にしています。 文法でわからないところがあれば、そのまま先に進まず、もう一度同じ単元をやり直して復習します。 文法を1からしっかり積み上げ、定期的に復習しながら定着を図っていきます。
当塾での英検対策の目安(中学1年生春に入塾した場合)
英検5級 約3ヶ月
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英検4級 約3〜4ヶ月
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英検3級 英語学習開始から約1年
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英検準2級 中2〜中3
英検5級合格まで
- 文法範囲 – 中学1年生の現在進行形まで(3ヶ月目安)
- 参考書 – まとめて覚える 英検5級 イラスト英単語
- 宿題 – 文法の演習問題、単語帳の音読、英検5級の過去問演習
テキストを使って、中学1年生の範囲の文法を進めていきます。 最初のうちは、毎回授業の最初に、それまでにやった内容の復習をしていきます。復習を重ねながら、大事なポイント、間違いやすいポイントを毎回確認し、しっかり定着することを目指します。復習をして問題なさそうであれば次の単元へ進みますが、あまり理解できていないようであれば、先には進まず、もう一度解説し、問題演習等を通して理解できるようにしていきます。 順調にいけば、約3ヶ月で英検5級の文法範囲が終わります。 文法と並行して単語帳も進め、授業中に音読と意味の確認をしていきます。5級までの範囲が終わったら、過去問演習を行い、試験の形式に慣れていきます。文法をしっかり理解し、単語帳にもきちんと取り組めれば、5級は十分合格できます。早い子であれば、3ヶ月で合格を目指すことも可能です。
英検4級合格まで
- 文法範囲 – 中学2年生の比較級まで(3ヶ月~4ヶ月目安)
- 参考書 – まとめて覚える 英検4級 イラスト英単語
- 宿題 – 文法の演習問題、単語帳の音読、英検4級の過去問演習
テキストを使って、残りの中学1年生の内容から2年生の終わりの方まで文法を進めていきます。 ここからは進行形・過去形・未来形といった時制が出てきます。このあたりが疎かになると今後にかなり影響が出るため、しっかり復習して定着を目指していきます。 英検4級の範囲の文法は約3〜4ヶ月で終わるので、英検5級を終えた次の英検で合格を目指すこともできます。5級の時と同様に、単語帳も並行して進め、音読と意味の確認をしていきます。4級も文法範囲が終わったら、過去問演習をして試験の形式に慣れていきます。 4級からは文法の内容が少し複雑になり、覚えることもやや増えてきますが、授業の最初の復習、問題演習、単語帳で定着を図っていきます。順調に進むと、英語の勉強を始めてから8ヶ月以内で4級に合格することも可能です。
英検3級合格まで
- 文法範囲 – 中学3年生の不定詞の表現などまで(1ヶ月目安)
- 参考書 – 短文で覚える中学英単語1900、英検3級 文で覚える単熟語
- 文法の演習問題、単語帳と文単の音読、英検3級の過去問演習
英検4級までで、中学2年生の内容がほぼ終わります。 英検3級からは、受動態、現在完了、不定詞の表現などの文法まで進めていきます。 3級からは英作文とE-mail返信が入り、ライティングの問題が2つになります。そのため、最初のうちはこちらの対策にも時間を使っていきます。あらかじめ覚えてほしい表現リストを生徒に渡し、最初はそれを使いながら、少しずつ英語で書くことに慣れてもらいます。 また、3級からは単語帳と文単を使って、宿題で音読を頑張ってもらいます。こちらは毎回、講師がちゃんと読めているか、理解できているかを確認します。3級は、早い子だと4級が終わった次の試験で合格することもあり、英語学習を始めて約1年で合格を目指すことも可能です。
英検準2級合格まで
- 文法範囲 – 中学3年生の残りの範囲(1ヶ月~2ヶ月目安)
- 参考書 – DUO select、英検準2級 文で覚える単熟語
- 宿題 – 文法の演習問題、単語帳と文単の音読、英検準2級の過去問演習
英検準2級からは高校生の文法も一部入ってきますが、まずは中学生の文法範囲をしっかり終わらせます。高校範囲まで無理に進むことはせず、まずは中学校の範囲までをしっかり理解できるようにします。高校範囲については、必要に応じてその都度教えるようにしています。 それと並行して、単語帳と文単も一緒に進めていき、しっかり読めているか、単語の意味が理解できているかなどを毎回確認していきます。 また、準2級も英作文とE-mail返信があり、ライティング問題が2つあります。3級より難易度が上がるため、これも毎週1題ずつ一緒に進めていき、慣れてきたら英作文は宿題でお願いしています。 準2級からは難易度が上がり、3級まで一発合格していた子でも不合格になることがあります。理由としては、単語の難易度が上がること、ライティングで何を書いてよいかわからなくなること、理由は考え付くが英語にできない等があります。 ただ、しっかり対策していけば、3級合格の次の試験で準2級に合格する子もいます。目安としては、3級合格から4〜8ヶ月ほどです。
改めて、現在当塾で使用している単語帳は、以下の通りです。
- 英検5級 → まとめて覚える 英検5級 イラスト英単語
- 英検4級 → まとめて覚える 英検4級 イラスト英単語
- 英検3級 → 短文で覚える中学英単語1900
- 英検準2級 → DUO select
これらの単語帳に共通しているのは、フレーズ、もしくは例文で覚えるという点です。 このような単語帳を使っている理由としまして、単語の使い方を覚えてほしいこと、そしてコロケーションで覚えてほしいことにあります。 英語を日本語訳だけで覚えると、いざアウトプットしようとしたときに、使い方がわからないということがよくあります。ライティングやスピーキングといったアウトプットの場面で、今まで覚えた単語が自然に出てくるように、使えるように、普段からこのような形で覚えてもらっています。同じ文章を繰り返し音読をしていれば、アウトプットの時にその表現が出たりします。
基本的には、上記のような形で勉強を進めていきます。 イメージとしては、文法を1から積み重ねながら進め、わからない状態のまま先に進むことはしません。しっかり理解しながら、1年~1年半程度で中学校文法の範囲を終わらせることを目標にしています。 また、英語が苦手な状態で入塾された方も、基本的には理解できていないところまで戻り、そこから進めていきます。 もちろん、お子様によって個人差はありますが、目標としては、英語の勉強を始めて1年前後で英検3級を目指し、早ければ中学2年生のうちに、もしくは中学3年生の夏頃までに英検準2級を取得できるように勉強を進めていきます。