高校生の英語勉強法

高校生

高校生は、中学の時に英語の文法の大半が終わり、学校では残りの細かい部分と中学の時の復習をやります。また文章が中学の時に比べて難しくなっていきます。当塾に通っていただいている高校生は、基本的に英検と大学受験の対策になります。簡単にまとめましたので、ご参考になればと思います。

英語が苦手な子

中学の復習から

中学の時から英語が苦手で、そのままの状態で高校に行くと、つまづいてしまいいます。高校にもよりますが、中学で習った内容をもう一度やる場合もあります。高校生は大学受験があるので、可能であれば3年の受験生になる前に、文法の基礎的な部分はしっかりと理解できている状態の方が望ましいです。基本が分かっていないと、難しい文章が読めないです。高校受験と違い、大学受験の英語の文章は難しくなっています。英語が苦手でしたら、早めに中学生の内容から復習して、高校でやる細かな文法についていけるようにしましょう。文法が分からない場合は、可能であれば講師に教えてもらいましょう。たくさん良い参考書もありますが、分からないところは質問ができません。講師の方に、自分が分からないところをどんどん聞いて、理解することが大事です。ある程度分かるようになってきたら、参考書での勉強もおススメです。大学受験の参考書はとても多くあります。自分に合った参考書を見つけ、どんどん進めましょう。

学校のテストで平均点以上を目指す

学校の英語のテストは基本的に平均点以上は目指しましょう。学校にもよりますが、中学でやった文法、中学でやらなかった細かい文法、中学よりやや難しい内容の長文が基本なので、学校のテスト対策は、英語の底上げにもなります。勉強方法は、中学生の定期テスト対策と変わらず、文法がしっかりと理解できているか、教科書の内容はしっかりと理解できているかになります。教科書に出てくる単語、構文、内容をしっかりと理解出来たら、音読を最低30回します。30回程すれば、頭に残ってきます。教科書の内容は、やや難しい場合がありますが、英検対策、受験対策にもなります。英語の長文を読む上で、その知識をしっているかどうかで、読みやすさは変わってきます。例えば、AIについて知識がある子とない子が、内容がAIの英語の長文を読むとしたら、知識がある子の方が、ない子よりスムーズに問題を解くことができます。学校のテストはしっかりと基礎の勉強となるので、定期テストの対策はしっかりとしましょう。

教科書の進め方

英検3級、英検準2級を目指す

英検3級、英検準2級を受験したことない子は、目指しましょう。英検3級は中学3年生レベルなので、復習するのにもちょうどいいです。また難易度も高校生にとってはそこまで難しくありません。英作文対策をすれば合格するのにそこまで難しくありません。英検3級を既に取得している子は、英検準2級を目指しましょう。英検準2級は高校中級程度とされており、難易度も高校生にとっては簡単すぎず難しすぎず、目標とするのにちょうど良いです。当塾では、高校生の子には、早めに英検準2級の取得をおススメしております。大学受験で、英検利用が可能な大学があり、英検準2級のところもあれば、英検2級のところもあります。高校生の方には、英検2級を取得して、大学受験に向けて勉強してもらいたいので、そのためにも、英検準2級は早めに取得した方が良いです。英検準2級は、語彙問題や長文の内容が、英検準2級より難しくなります。準2級よりも勉強時間が必要となります。英検準2級の早めの取得を目指しましょう。

英語が得意な子

英検2級・英検準1級を目指す

英語が得意な子は、英検2級・英検準1級を目指しましょう。上記にも書きましたが、大学にもよりますが、大学受験で英検利用が可能な場合があります。中には、英検2級・英検準1級を取得していなければ受験できない大学もあります。目指す大学にもよりますが、英検2級を取得していれば、幅が広がるので、高校生の子には英検2級の取得をおススメしております。英検2級は高校卒業程度とされています。語彙問題や長文もやや難しい内容があります。2次試験も準2級より難しくなり、質問される内容も、簡単ではありません。しかし、しっかりと対策すれば合格は目指せます。また、英検2級がそこまで難しくない場合は、英検準1級を目指しましょう。英検準1級から、語彙問題・長文の内容がとても難しくなります。特に、語彙問題では、高校生ではあまり見たことない単語が増えてきます。長文の内容も、難しくなりますが、難関大学を目指している場合は、良い練習になります。英語が得意な子は、早めに英検準1級まで目指し、大学受験に備えておきましょう。

大学受験を見据えての勉強

高校生の大きなイベントの一つが大学受験になります。大学受験を見据えて、ある程度は計画を立てて勉強しましょう。英語に関して言えば、高校3年生に入る前に、英検2級・英検準1級の取得、英文法の基礎はある程度終わらせる、英単語もある程度は終わらせる、ぐらいが理想です。高校3年生では、受験勉強に集中してもらいからです。早い子だと、3年生に入る前から受験勉強を始めています。大学によって、問題の出し方が違うので、志望校を決めたら、そこに合格するような勉強に集中した方が良いです。また大学受験では、基本的にどの大学も長文を出します。難関と言われる大学では、長文の内容が難しいです。英検の勉強は決して無駄ではありませんが、高校3年生は、英検よりも大学受験に向けた勉強に集中した方が良いでしょう。

大学受験に向けてすること

高校生の英語勉強法 – まとめ

高校生では、大学受験に向けた勉強法になってしまうので、どうしても長文読解中心の勉強法になってしまいます。英検の勉強であれば、ある程度はライティングやスピーキングの練習をしなければならないので、高校生には、英検準2級・英検2級・英検準1級の受験をおススメしております。また余裕がある子は、自分で積極的に英語を使う機会を設けるのも良いです。中学生の英語勉強法で記載しましたが、英語を使う機会は探そうと思えばたくさんあります。英語を使えるようになると、英語の勉強がより楽しくなるので、時間がある方は是非英語を積極的に使ってください。